単位集合−物理量 

捨てられた単位の復活を願って!!!  これは物理学でなく数学です。実は物理学だけにしか使えないかも知れません。そ れでもやっぱり数学です。これは絶対に譲れません。自然数、整数、有理数、実数に 続く物理量という数の集合です。なお,これを見る前に「中学校の数学」のブロック にある「単位の換算」と名付けたファイルを見てください。             自然数、整数、有理数、実数、これらの数を我々は数学ばかりでなく、日常生活に 使いますが、実はこの数の後ろに大体は単位量を付けて使います。こう言っても「そ んなものがあったか?」と言うのが大方の人の常識でしょう。小中学生なら、単位を 付けづ減点されて「ガックリ」と言うところでしょうかねぇ。「俺はそんなことは無 かった」とおっしゃる方はご立派です。                      数に単位量を付けた数を「物理量」と言うことにします。何も物理学だけでなく、 何処でも数に単位量が付いているのですが、それを言い出すと皆さんに嫌がられます から、物理学に使われる数量に限定し、これを「物理量」と命名しました。実は物理 学でも単位を付けたがらない人が多く「最後の答えのところに付ければ良い」と思わ れる方が大勢です。「これではいけませんよ、電気磁気の分野に入れば、みんな落ち こぼれになりますよ。                              この物理量を集合と考えて、その関係が書かれてあります。つまり、物理量を数学 の対象としたのです。これは十分に数学の対象となり得るし、どうしても、そうしな ければならない理由があります。それはこうでもしない限り、電磁気の単位を完全に 理解するのは殆ど不可能です。どれくらい困難かと言えば、電磁気の単位について書 いた書籍を開いてみると、書いている著者がはたして十分に理解しているのかどうか 大変に疑わしいのです。これは著者の無能さを非難するつもりは全くありません。そ の道の専門家と言えども「完全な理解は殆ど不可能である」と言うことです。単位を 数学の対象とすることによって、つまり、数式として扱うことによって、これを打開 し、これまで作られた色々の単位を使えるようにしましょう。そうすれば、電磁気学 を作ってくれた先人の遺産の全てを後世に伝えることが可能になります。       日本が尺貫法を捨てることは、それによって築かれた日本文化の一部、これを捨て ることを意味し。政府がどんな法律を作ろうと、国民はこれを受け入れることは決し て無いでしょう。尺貫法の物差しを販売するのを法律で禁止する。こんな馬鹿げたこ とは無しに願いたいものである。江戸時代の「生類哀れみの令」に類するものが現在 の法律にもあったとは驚きである。まぁ、ねぇ・・・、実害が無いから、無知な役人 がすることであると思えば、それ程気にすることもありません。           単位の問題は小学校の算数の問題である。それならば・・・、取りたてて学ぶ必要 が無い。この考えは大変に間違っています。色々の単位を並べて、これを自由に使え るのは高等学校の物理の先生でも難しいのです。そこで「使う単位を何が何でも、法 的強制をもって統一しよう」こんなバカな発想が浮かぶのも已むを得ません。これに 打開策を!!! このページにはそんな願いが込められてあります。       
 物理量−1  物理量−2  物理量−3  物理量−4  物理量−5 
 物理量−6 物理量−7  定義の由来  デメンジョン  単位の換算 
 計算問題  高校の単位 
カシオの計算式ライブラリー 音訳の部屋(平松陽子さん)
 計量単位一覧(ウイキぺデイア)   単位の読み方辞典 
 検索で偶然に見つけたページで、どこの馬の骨が書いたのか不明ですが、そん なことはどうでも良く、要は、使い物になるか、ならんか、それだけが問題でし ょう。ちょっと難しいことが書いてありますが、しようがありませんね、この点 は当HPも同じです。単位系の話とはこんなものなんです。           しばしば「リンクを貼って欲しい」こんなメールが入ります。この時には、正 式な住所と氏名をお知らせください。そうでない人の要求には応じられません。 但し、私が勝手に貼りたいと思ったページは、住所、氏名をいちいち調べること をしていません。まぁ、しかし、住所、氏名が分からないページは「勝手に貼り たいと思う・・・」そんなことは殆どありません。良いページは大概正体が見え るようになっています。                         
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