高校数学のベクトルの体系を書けば、高校生にとっては大変に幸いなことに、玩具
のように簡単になります。文部科学省の木っ端役人が落ちこぼれていますから、まぁ
、それ程難しい問題が作れないことになります。さぁ、ねぇ・・・、これは本当でし
ょうかねぇ、かえって難しくなるのでない・・・? 幼稚な分野を題材にしても、難
しい問題を作れないことはありません。
そんなことよりも、ベクトル全体を見渡して「高校生ならば、ここまで・・・」こ
んな発想になっていません。最も深刻なことは、ベクトルが、自然数、整数、有理数
、実数、ベクトルへと発展してきた流れの中にある「数」としての位置を与えられて
いないことです。従って、ベクトルが複素数に繋がることは、完全に想定外にありま
す。
数学の教科書の説明では「ベクトルとは有向線分で・・・、これを成分で表わせば
(4,5)となる」となっています。これを逆転させて「(4,5)がベクトルと名付
けた数であって、この数を、力、有向線分、連立方程式の解、その他、色々なものを
表わすのに使います」としなければなりません。
ベクトルの足元から頭のてっぺんまで、
その全体像を見渡すことの出来る人材は文部科学省にはいなのでしょう。まぁ、彼
らが頼りにしている大学へ行っても、そんな人材はいませんから、これはどうしよう
もありませんねぇ・・・??? 当ホームページにある複ベクトルの中では、演算の
種類を爆発的に追加しました。木っ端役人がやることはとても見ておれませんねぇ・
・・。それはここでは無しです。
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