例 題 


<例題>y=sin(ωt+α) を微分しなさい。

<解答>ωt+α=θ とおくと、d(ωt+α)=dθ、ωdt=dθ

    上の式より、y=sin(ωt+α)=sin(θ)

         dy=cosθdθ

           =(cosθ)ωdt

       dy/dt=ωcosθ=ωcos(ωt+α)



<例題>次の不定積分を求めよ。

    1)∫(x+2)dx

    2)∫logxdx

<解答>1)x+2=y とおくと、d(x+2)=dy、dx=dy

      上の式より、∫(x+2)dx

               =∫(y)dy

               =(1/4)y+C

               =(1/4)(x+2)+C


    2)xlogx=y とおくと、

      d(xlogx)=dy、dxlogx+xd(logx)=dy、logxdx=dy−dx

      上の式より、∫logxdx=∫(dy−dx)

                  =∫d(y−x)

                  =y−x+C

                  =xlogx−x+C



<例題>ydx+xdy−2xdx=0 を解きなさい。

<解答>ydx+xdy=du とおくと、d(xy)=du,xy+D=u

    上の式を問題の方程式に代入、

         du−2xdx=0

              du=2xdx

               u=x+E

            xy+D=x+E
 
              xy=x+E−D

              xy=x+C


微積分は変換が縦横無尽に使われる分野です。
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