比例は問題を解く道具として、大変に優秀で、利用範囲は広いのであるが、お勧め
ではありません。そんなことをすれば、幾何学が一部の限られた人々の占有物になり
下がります。それでも、やっぱり、どうしても、必要不可欠なことがあります。西洋
から輸入してきた数学には無いが、これは複ベクトル(複素数)の乗除算の足場となる
からです。比例によって解かれた解答を読んで理解出来れば、それでOKです。そん
な解答を書けるようになる必要はありません。
ベクトルの比例式は、当HPにしかありません。これが無いことには「虚数 I は
有り得ない」それは大嘘で・・・、高卒の人の中では知らない人はいません。西洋の
天才数学者の大胆さと「足の裏の鈍さ」を垣間見ることが出来ます。
これはどうでしうかねぇ・・・。西洋人、あるいは、西洋の数学を単に模倣してい
るだけの落ちこぼれの大学教授教授連中によって猛反対されそうです。複素数の足元
が完全に大地に届くには、数百年の年月が必要であったのかも知れません。これは止
むを得ないことであって、多分「足の裏の鈍さ」の問題ではなく、虚数が産声を上げ
た場所(代数方程式)が悪かったのでしょう。
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