<例題>正方形ABCD の左右に正三角形PAB,QDC がある。2直線 PD,QA の交点
を R とすると、△RBC が正三角形になることを示せ。
<解答>2点 B、C を通る直線をx軸、2点 O、R を通る直線をy軸とし、点 A、B、C、
D の座標を (−a,2a),(−a,0),(a,0),(a,2a) とする。
条件より、△RAD∽△RQP ∵ AD//PQ
AR:RQ=AD:PQ=2a:2a+2×31/2a
=1:1+31/2
(1+31/2)・AR=RQ
=RA+AQ
(2+31/2)・AR=AQ
AR=(2−31/2)・AQ
AO+OR=(2−31/2)・AQ
OR=(2−31/2)・AQ+OA
=(2−31/2)・(2a+31/2a,−a)+(−a,2a)
=(a,−2a+31/2a)+(−a,2a)
=(0,31/2a)
|OR|=|(0,31/2a)|=31/2a
上の式より、tan(∠RBO)=31/2a÷a=31/2
∠RBO=π/3
同様にして、 ∠RCO=π/3
∴ △RBC は正三角形
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