高校数学のベクトルには、相似、比例式はありません。これが無いことには乗除算
は有り得ないのですが、整式の分野で複素数と名前を変えてあります。また、乗除算
がなければ、内積、外積は有り得ないのですが、何と、驚くべきことに・・・、外積
はなく、内積だけがあります。一体、全体、どうなっているんかねぇ・・・? 落ち
こぼれの大学教授連中がやっている数学は訳け解りませんねぇ? まぁ、ねぇ、これ
はあちこちに温泉が吹き出ているのを見つけ、首をひねっている段階です。その数箇
所の源泉から湧き出しているものを分析し、地中の深い所にマントル対流がある。こ
こでは「相似と比例がある・・・」と見定めることの出来る数学者は未だ誕生してい
ません。
西洋に複素数が登場して数世紀、それが日本に輸入されて一世紀以上、それでも誕
生しないのであるから、欧米や日本の数学者の中から、この地中の深い所に有るもの
を見定めることの出来る数学者が登場するとは考えられません。恐らく、次世代の文
明の中心になりそうな印度や中国当たりに・・・? それを期待をしましょう。そこ
までは待つ必要がありそうです。
相似と比例は数学の源流です。その源流の中に・・・、ベクトルなんてものが入り
込む術はありません。だって、そんな数は存在しなかったんだから。しからば、ベク
トルをこの源流まで運んでやって、そして、川下で待ってやらねばなりません。そう
しないと、複素数の足元がよく見えて来ません。それをここに掲載しません。複ベク
トルの比例式のところにあります。
ここにも沢山の例題があります。
比例は剃刀頭脳を持っていないと実用になりません。これを実用に出来るのは一部
の有能な人間に限られます。従って、我々、凡人は、実用にすることが出来なくても
構いません。まぁ、解答を見せられたら読んで分かる。この程度の理解で構いません
から、是非心得て置いてください。
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