<例題>2点 A、B を通る2本の直線が直交するとき、交点 P はどこにあるか。
<解答>2点 A、B の中点を M とすると、
条件より、0=PA・PB
=(PM+MA)・(PM+MB)
=PM・PM+PM・MB+MA・PA+MA・MB
=PMS+PM・(MB+MA)+MA・MB
=PMS+PM・(◎)+{(−1/2)・AB}・{(1/2)・AB}
=MPS−(1/4)(AB)S
MPS=(1/4)|AB|2
上の式より、交点 P は直線 AB の中点を中心とし、半径が |AB|/2 の円周上に
ある。
<別解>2点 A、B の中点を M とすると、
条件より、0=PA・PB
=d(PA)・(PB)+d(PB)・(PA)
=d(PM)・(PM+MB)+d(PM)・(PM+MA)
=d(PM)・PM+d(PM)・MB+d(PM)・PM+d(PM)・MA
=2・PM・d(PM)+d(PM)・(MB+MA)
=2・PM・d(PM)
=d(PMS)
c=PMS
上の式より、交点 P は直線 AB の中点を中心とする円周上にある。
ベクトルにも自由に微分が使える時代が来るのを期待をしつつ・・・!!!
現在の数学では dx、dy は dy/dx でないと無意味です。
そこから一歩前に進みましょう。
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