<例題>中心が C(3,4) で半径が 2 の円周上に動点 P がある。この点 P と定点
A(−1、2) と動点 Q の間には AQ:AP=2:3 が成立するとき、Q はどこに
あるか。
<解答>条件より、CPS=22 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
AQ:AP=2:3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
(2) より、AP=(3/2)・AQ
AC+CP=(3/2)・AQ
CP=CA+(3/2)・AQ
上の式を(1)に代入、{CA+(3/2)・AQ}S=22
{CA+(3/2)・(AM+MQ)}S=22
{(CA+(3/2)・AM)+(3/2)・MQ}S=22
CA+(3/2)・AM=◎ とおくと、
{◎+(3/2)・MQ}S=22
MQS=(4/3)2
CA+(3/2)・AM=◎ から、
AM=(2/3)・AC
AO+OM=(2/3)・(AO+OC)
OM=(1/3)・OA+(2/3)・OC
=(1/3)・(−1,2)+(2/3)・(3,4)
=(5/3,10/3)
上の式より、Q は中心が (5/3,10/3) で、半径が (4/3) の円周上にある。
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